レントゲン撮影

シナリオでレントゲンとレントゲン写真を使おうと思って調べたっス!
折角なので調べた内容を残して置こうと思うっス!

もしシナリオフックやギミックとしてレントゲンを使おうと思う方が居たら参考にして貰えたらと思うっス!

ただ、ウチはこう理解したよって内容になるっス
専門家じゃないから間違ってるところがあるかもっていうのは念頭に置いておいて貰えればと思うっス

レントゲン撮影とは

健康診断とかでレントゲン検査を受けたことがある人は多いと思うっス!

レントゲン撮影は電磁波の一種のX線を使って身体や荷物の内部を撮影する技術で、一般的に『X線撮影』と呼ばれてるっス!
このX線というのを見つけたのがヴィルヘルム・レントゲンというドイツの物理学者で、名前に因んでレントゲンとも呼ばれてるっス!

X線とは

上ではX線のことを電磁波と言ったっスけど
もうちょっと身近なものでイメージ付けられるようにするなら光の一種っス!

例えば
ウチらが見えている光の色っていうのも電磁波の一種で、可視光線と呼ばれるものっス!
赤に見えている物体っていうのは赤色以外の光線を吸収して、吸収しきれなかった赤色の光線を反射していて、人の目には赤色が見えてるっス!

ここで覚えて置いて欲しいのは光は吸収されるってところっス

胸部にX線を照射した場合も同じで
骨に吸収され、血液や筋肉に吸収されていくっス!
そして吸収しきれなかったX線は胸部を抜けていくっス!
そうすると影絵のように胸部の状態が見えるようになるっス!

X線を照射してできた影絵を見ながら診察できれば楽なんスけれど
X線っていうのは可視光線と違って目では見えないっスし
紫外線より強い光の性質を持っていて、当て続けると人体に害を及ぼすっス!

紫外線ですら細胞にダメージを与えてソバカスや皮膚癌を起こす原因とも言われているのに、それより強いっスからね

X線を見える状態にして、短時間の照射でありながら観察できるようにする必要があるっス!

その方法っていうのがカメラと同じ様に一瞬だけX線を照射してフィルムに映し出すっス!

X線撮影機器

カメラみたいに映す為に、X線撮影で必要な機器を紹介していくっス!

X線撮影は一般的な写真撮影ではなく、影絵を映すイメージになるっス

影を作る為の光(X線管)、影を映し出すスクリーン(カセッテ)が必要になるっス!

X線管

X線撮影をする装置に必須なのが、X線を照射する装置『X線管』っス!

ウチは動作メカニズムについて分からなかったっス

ただ、X線を当て続けると人体に害を及ぼすのが分かっているからこそ
影響が出ないように、まさに一瞬と言える最短の照射時間を極めるX線照射装置で、更に無関係の方向への照射を抑えるための技術が詰まってるっス!

カセッテ

フィルムに光を映し出す構造として、フィルムの表面には感光乳剤というものが塗られてるっス
この感光乳剤っていうのが光に反応して写真を作ってるっス

一般的なカメラに使われるフィルムは、感光乳剤をフィルムの片面にだけ塗られているんスけど、X線撮影で使われるフィルムは少ない光(X線)でもちゃんと感光するように両面に塗られてるっス!
この感光乳剤の成分自体もより強く光(X線)に反応しやすいように調整されてるっス!

一般的なフィルムと違って、光に強く反応するように専用で作られてるので『X線フィルム』と呼ばれてるっス!

このX線フィルムを入れておく機器を『カセッテ』っていうっス!

このカセッテをX線管とは対極の位置、影絵を映す位置に設置するっス!
X線管からX線が照射されるとカセッテの中にあるX線フィルムに感光してX線写真が撮影されるっス!

あと、X線フィルムは感光乳剤が両面にある関係から光(X線)が斜めに入り込むと前面と後面で差異ができてピンボケ写真みたいになっちゃうっス
それを防ぐために、真っ直ぐな光(X線)だけを通すフィルターをカセッテの正面に設置するっス!
このフィルターの役目をする機器を『グリッド』って呼ぶっス!

現像

感光したX線フィルムを現像する方法は一般的なフィルムと変わらないっス!

光の入らない暗室でカセッテからX線フィルムを取り出すっス!

取り出したX線フィルムをまずは現像液に浸すっス!
現像液に浸すとX線フィルムに映り込んだ映像が目に見える形に浮かび上がるっス!

全部の映像が浮かび上がったら今度は定着液に浸すっス!
定着液に浸すとX線フィルムの感光乳剤の効果を無くして、感光しなくなるっス!

定着液に浸した後は水で定着液を洗い落として乾燥させるとレントゲン写真の完成っス!

これを後ろから白い光が出てるボード(シャウカステン)にレントゲン写真をセットして状態を見るって感じになるっス!

写真写り

影絵と同じようにモノクロ写真みたいに写るっス!

X線が物体に吸収されればされるほどX線フィルムは感光しないから白く映るっス!

厚さとか密度によって吸収具合が変わるみたいっス
例えば
心臓なら筋肉で出来てる上に大量の血液が流れてる分X線の吸収率が高く、濃い白で映るっス
逆に肺は空気が詰まっていて密度としては低い分、めっちゃ薄く白く映るっス!

デジタル化

アナログの方法を説明したっスけど今はデジタル化されてるっス!

カセッテの部分を、X線を感知してデジタル信号に変える装置にして、デジタル画像としてレントゲン写真を取ることができるようになってるっス!

歯医者で新しく開業したところはデジタル化されてるレントゲン装置を使ってるところが多いんじゃないっスかね

ただ、歯医者とかと違って通常の病院だと撮影する場所とか向きを変えたりと用途が広い分大きな装置になって、お金が掛かるみたいっス

なので金銭的な問題でアナログのままってところも多いみたいっス

終わりに

うちが調べて得た知識はこんな感じっス~

この調べた内容はオリジナルシナリオのコープスコードに使ったっス!

良かったら見てってっス~~!

参考サイト

https://www.jsrt.or.jp/data/citizen/housya/x-01/
https://jata.or.jp/rit/rj/nakap.htm
http://www.jichi.ac.jp/usr/radh/admnradh/kennsyu3.htm

 

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